暗室日記

今日は大四つで6枚あがり。といってもかなりやり直したので枚数自体はそれなり。


大四つがおもしろかったので、今まで焼いたものを焼き直しているんだけど、イメージサイズの違いがすごくたのしい。最近はカビネや六つ切で一人一人がじっと見れるサイズがこじんまりしていいなあ、とおもっていたんだけど、やっぱり大きいっていいことだと再認識した感じ。

ただ今日焼いたネガは、「具展は失敗したくないからプロラボ使おうかな〜」と日和ってクリエイトにだしたネガ。これがおもいっきり「うすうす」なネガで、被写体自体が逆光でかつ反射している太陽の反射なんかを入れるために、わざと-1段減感でだしたら、どうみても現像時間が短すぎでシャドー部分がもろスヌケ。これをみてもう二度とプロラボには出すまいときめた自分としては曰く付きのネガ。


正直むちゃくちゃ焼きにくい(´・ω・`)


前回は最近お気に入りの400PRESTOをフジドールE 1:3希釈 24℃12分 3分間隔の撹拌で現像した自分の基準ネガだったので、一度露光が決まってしまえばベタを見て微調節しながらばんばん焼けたんだけど、今回は自分の見せたい部分に露光をあわせるとハイライトが全然あわない。いやもちろん被写体が被写体だからあわないんだけどさ。白飛びしてもいい部分といけない部分ってあるんだけど、白飛びしてるならそのキワのグラデーションをちゃんとだしたい。お気に入り基準ネガだとだいたい一発露光一発減像でおけ、やって秒数を少しかえるか、コントラストを0.5号いじるくらい、それでだめならあきらめる、とワークショップでやった渡部メソッドそのままでいけるんだけど、このネガだとおいらにしてはめずらしく一生懸命覆ったり焼きこんだり、副露光したりと手当を試みてやっと形になる感じ。


だいだいこういう手当をした写真はだんだん気に入らなくなってセレクトの途中で落ちていくんだよなあ。


さて。
焼き直しをしようと思ったネガはこれで全部終わったので、大四つは一段落して今週末こそは岩を焼こう。まだワークプリントさえ作ってないので、まずはILFORDのRCの六つ切で。
セレクトが終わったら、最近手に入れたILFORDのウォームトーンRCを試してみる予定。これも楽しみ(・∀・)