現像液の旅
いままで使っていた現像液(フジドールE)が来年3月でなくなることが決まってはじまった、あらたな現像液探しの旅。
フィルムはプレスト。最初に使ったのがプレストだったので、あんまり浮気しないようにしてたというだけで、別にプレストに思い入れがある訳じゃありません。あるとすればフジを買い支えようと言うくらい。
このフィルム。グレーがきれいなんですが、コントラストをちゃんと出さないとベターっとするのと、ラティチュードがT-MAXとかよりも狭い。シャドー部分をだすことを考えて、フジドールEを1+3希釈で撹拌少なめにして、シャドー部をひきあげるという方法をつかってました。ただ問題は集散光式だと粒子が目立ちすぎてがりがりするところ。ミドルトーン部としてはハイライト使わないので、それはそれでかまわなかったんですが、最近はハイライト側をつかった写真もとっているのですこし気になってはいました。
そんなわけで、せっかく変えるんだからいままでのものにこだわらず、いろいろ試してみてます。
指針としては、
- フィルムはプレスト。これは旅行用に買ったのがまだたくさんあるから^^;
- 軟調にするというよりは、ダイナミックレンジを広げる方向で。
- 自分が好きな感じのコントラストがネガにちゃんとある。ベタの段階でほぼちゃんと成立する。
- 最近は光がちゃんと当たっているところを撮るときが多いので、ISO400で撮ることにこだわらない。
とすると、
- EI200にして現像を浅くして、ラティチュードを広げる。
- ハイライト側をがりがりさせないようにするなら、微粒子現像液で粒子をあらさない。
のが基本路線。フィルムがコダックなら迷わずマイクロドール-Xの1+3希釈20℃15分(笑)なところですが、あいにくフジっ子なのでミクロファインをお試し中。ああ、ミクロファイン病にかからないようにしなくては。
水温調整が面倒なのと、希釈にして一回ですてることで繰り返し精度を上げる為に、1+1希釈現像をまずためしてみると、ベターッとしすぎ。コントラストまるでなし。
ためしに原液でためしてみたところ、ベタで見るかぎり好みなかんじ。
うーん、原液だと今の時期はいいとしても温度調整面倒だなあ。とりあえずもうすこしミクロファイン原液を試してみる予定。
このあと、試してみる予定のリスト。
- Pyrocat-HD(1:1:100) EI200
- XTOL(1+1) EI200
#あと、125PXもためしてみたいんだよなあ。220あるし。220リールないけど。でもこれはずっと先。