+9 photographers

金曜の夜にワインと写真を。


自分にとって良い写真展だったかどうかは、何日経ってからわかる。
数日経って残っているのはどれか?とすると、宮崎さんの猫写真としもはらさんの同プリブック、そして石原さんのカラー。


猫写真は共感できるかと言われれば共感は出来ないけど、その鬱々とした閉塞感。閉塞感と言うより鬱積する片思いの愛か?が伝わってくる。
同プリブックはいつもと違う写真だからという部分がないとはいわないけれど、それだけじゃなく1枚1枚の写真が持つイメージが強い。その場でも伝えたけど、ただ写真が強いが故に写真と写真の間に立ち上がるものがうすいのが残念。
石原さんのカラーは写真の文法通り。オーソドックスないわゆるニューカラーな写真。文句なくいい写真。


どうしても前回の印象と比べてしまうのだけど、アリバイ的な部分を感じずにはいられないのがさびしい。

  1. 9は自分がグループ展をするときに目標にしてたから、余計に点が辛いかも。