ナショナリズムの情緒的リアリティは宗教だから

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f49f990bbabfb07544b4a15cfce714e7

ナショナリズムは近代国家の作り出した宗教であり、「想像の共同体」にすぎないからだ。しかしそれを「克服」したはずの左翼の依拠するインターナショナリズムが観念でしかないのに対して、ナショナリズムがいまだに強い情緒的リアリティをもつのは、それがまさに宗教だからなのである。

なるほど。
帰属すべき集団をもとめる本能から、以前にあったコミュニティ的集団への依存がはかれない今、(想像の)国家であったり、同じ思考を持つモノが集まりやすいインターネットでの他者への依存が生まれるというのは、理解しやすい言質だなあ。