佐内正史 「生きている」

生きている

生きている

MITSUO SUZUKIさんを囲む会の前にジュンク堂で初めて手にとって、正直びっくりした。
僕が写真を見始めてから、本屋さんにある佐内の写真は「俺の車」とかなので(笑)、この人の写真の良さが今ひとつわからなかったんだけど、「生きている」をみて、「生きていていいっておもえるってすばらしい」とおもった。さみしい感じがしているのに、でもセカイをいとおしく思えるこの感情は何なのだろう。

その場にいた師匠に「いままで佐内の写真集ってよく思わなかったんですけど」っていったら、「いままで何見た?」といわれて「俺の車とかw。でも今日生きているを見てすごいよかったっす」っていったら。

「そうだろ。あれは本当に傑作だ。」
って、力を込めて言ってた。写真に漂うさみしさ加減とかは師匠と似ている気がするけど、師匠の方が年代の分、すこし演歌っぽいのかもしれない。da-gashitaの夏のラーメンとかある程度年をとった男にはシビれるモノがあるし。

ジュンク堂では手持ちがなくてかえなかったんだけど、本日晴れて購入と相成りました。
家でゆっくりみたいけど、まだ歓迎会経由会社ですー(あははー