たったひとつの冴えたやり方

古典SFって訳が古いのが苦手で手を出さなかったんですが、すこし定番ものを読んでおこうと言うことで、個人的に古典SF強化キャンペーン中。*1


でも、残念ながら泣けず。これ「泣けるSF」ではかならずあげられる本なんですが...。

表紙と挿絵の川原由美子*2のおかげか少女まんがを読んでいる気分。学生時代の洗脳(?)のおかげで、少女まんがを読むのには全く抵抗がない*3なんだけど、表題作で泣けなかったのはこれを元ネタにしてるような話をすでに読んでるからなんだろうなあ。展開が少女まんが的すぎたのもあるのかも。ぐっとは来たけど泣くまではいたらず。なんかちょっと悔しい*4

自分が読んだSFで泣いたのは「アルジャーノンに花束を」だなあ。
この本はでた当時にすぐに読んで夜中に号泣して眠れなかった思い出が...。

アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を

ラストはなんど読み返してもぐっと来る。
これ読んで泣かないやつとは友達になれない。きっと。

*1:に入ったら某所でもSFがはやってますな。

*2:思い出したのはソルジャーボーイだけど、前略・ミルクハウスの方が有名?

*3:と言うか逆にすき

*4:この話のせいではないので、ちょっと損した気分