アジアカップ 日韓戦

正直負けて悔しいが、この試合は韓国の気迫をほめるべきだろう。最後の部分で韓国が気迫で跳ね返していたので、見た目は非常にフラストレーションがたまるようにみえる試合ではあったけど、冷静に試合内容だけをみれば、疲れている中チームのコンビネーションは熟成されてきた。韓国も世代交代の途中であり、両チームともまだまだ成長途中のチーム。まだまだこれからが楽しみ。日本はと言えばアジアカップを通して中村俊、高原もチームになじんできたし、もともとの目的は果たせたと言っていいだろう。なんといってもこんなに走る中村俊輔が見られるとは(笑)さすがにまだまだ浸透している約束事が少ないため、このくらいの大会では研究されて準々決勝くらいからはうまく戦術が回らなくなったけど、今の段階ではまあしようがないといっていい。ハノイでずっと戦えたことはこのコンディショニングの位置づけが非常に大きい大会では非常に有利だったし、AFCの大会運営や相変わらずの質の低い審判、理不尽な移動を考えると対アジア各国と言う意味では非常にいい経験を若い選手たちに積ませることが出来た。

1年でここまで来たことを考えると、あと3年ある中で強化は順調に進んでいると言える。


クロスをあげてもいつも一人しかいない、
コンビネーションももともとわかっている選手としないから相手からモロばれ、
自分は守備しないからーとさぼっている中村俊輔
選手間の対立ばかりで戦う集団になれないは(小野ら黄金世代とその他の対立)、
監督のリーダーシップも元有名選手だというだけの新人監督には求められず、
同じ方向を持つなんてことはできるわけもないチーム崩壊の中でワールドカップを迎えた日本代表、
監督は若い選手をつかわずコーチも身内で固め、
海外組も日本の興行試合なんかに呼んでコンディションを崩して活躍できず、
国内組もJリーグで結果を出した選手を使おうしないからモチベーションがあがらない。

迎えたオーストラリア戦で心まで折られた日本代表には次代につながるものは何も残っていなかった。
焼け野原と言ってもいい状態で迎えたワールドカップ終戦から1年。


今は雲泥の差だ。


いつだって二人以上クロスに飛び込む厚みのある攻撃、
コンビネーションでの崩し、
世代交代や戦術の浸透、
海外で戦う選手は日本に呼ばずにいたことで、きっちりとクラブで結果を出しているし、
国内で戦う選手もJリーグでのがんばりがそのまま代表に直結するという健全な仕組みにモチベーションがあがっているし、
やけのはらからすこしづつではあるが積み重ねている途中でのアジアカップ


オシムや協会も世論やマスコミと折り合いがつくくらいの結果(グループステージ突破くらい)を残せばいいやと思っていたら、と思っていたらマスコミは3連覇、3連覇うるさいし、準々決勝にオーストラリア、3位決定戦に韓国と巡り合わせが悪いと言うかいいと言うか(笑)、マスコミ的には盛り上がる状況だが、まだまだ焼け野原からバラックが出来てきた段階でここまでの結果が出たのは十分すぎると言える。セル爺や松木の世論操作に惑わされたりしないで(笑)まだまだこれからですよ、これから。今の方向性は全く間違っていない。カピタンも最近ZAKZAK久保くらいにしか相手にされてないしね(笑)*1

*1:名前で引っ掛けてトラバ送ってくるのね...。名前だけ少し削除しました。