千田貴子 作品展 2000-2006 横浜みなと町ギャラリー

本人在廊。写真以外にもいろいろな話を聞いた。控えめで気さくな人柄がとても好ましい。写真は急遽決まった展覧会のため先日のニコンサロンでの展示を再構成したそうだ。


ネット、網戸、動物園の柵、ガラス戸、高層ビル、いろんな境界面をとおして見る向こう側の世界。そこに転がる死や、管理された中で美しく映える草木が、美しいプリントと相まってその世界の空虚を析出している。写っているものが自分でもまだ良くわかってないし、言葉にするのもどうかとおもうとおっしゃっていたのが印象的。もっともっと量をみたいとおもった。